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リサーチを進めるうちに興味深いデータが出てきました。

例えば$100をファンドレイズするためにfor profit(いわゆる会社)は$2-4のコストである一方、NPOはなんとその5?6倍である$10-24をかけている。また、そのファンド割り当てにおいてもfor prfitが$12-19に対し、NPOは$22-43、衝撃的な数字です。(Meehan et al, 2004)

今このプロジェクトに携わっていて感じますが、ビジネスの仕組みとしての効率性をNPOに転移出来れば、無駄なくsocial impactを膨らませられるのにと痛切に感じます。先述のコストの件に関しては、NPOの人たちが基礎的な知識不足であったりすることだけでなく、判断指標が必ずしも数字で図れる明確なものではないということ、および、ソーシャルファンドという分野がまだまだ未確立であるといった要因も大きく影響していると思います。(全てにfor profit/not for profitという線引きをすべきかというのももちろん前提としてあります)
NPOもNPOで、“汚らわしいビジネスの世界と我々は関係ない。”と一線を画すのでなく、自分が関わっている組織のようにもう少し世界に目を広げて他の意見を取り入れる用意をすべきだと思います。
(個人的には、NPOだろうがfor profitだろうが社会に必要とされないものは自然淘汰されるから、組織形態の差異による特徴は税制優遇と利益株主還元の2点であって、究極的には異質なもの同士ではないと考えているゆえ。だから社会起業という概念は実はあまりしっくり納得していない。起業と一緒じゃないかと。これはCSRという単語に対しても同様で、CSRは活動ではなく、企業それ自体でしょと思っているゆえ。)

そこで提案の一つに考えているのは、チャリティーのNPOとは別組織で、子会社としてCIC(地域利益組織:Communiy Interest Company)を設立すること。日本にもあるのかな?わかりませんが、大きなポイントはアセットの転移の制限、および利益配分が禁止・制限されていることであり、監視もコミュニティーのステークホルダーを交えるだけでなく、CITという利益配分の行き先を明確にするテストが義務付けられていることです。(ただ、社内作業が多くなり、従来通りの効率で従来通りの時間で仕事をする場合、本業への時間配分が相対的に少なくなるという点は留意しなければいけませんが)

という具合で、自分がどこまで入り込むかわかりませんが、一緒に会社を作ってみます。上記で挙げた現実的なポイントの他に、隠れたもう一つのポイントはNPO体質に会社という考え方を導入することで、“sel-supportingかつsustainableかつcompetitiveじゃないといけないんだ!”という意識へのキッカケにしたいということです。

MBAどころか今までの経験を、本当に総決算のように全て注ぎながら、夏休みも8月を迎えます。

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2009.07.29 Wed l 未分類 l top
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