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上着を脱ぎ捨てた。

その下には、ミッキーマウスのTシャツ。 はじまりの笑いはとれた。

自家製のミッキー差し棒を携え、教壇に立つ。

拍手が起こる。目の前には80名のMBA学生。自分を凝視している。

30分間のプレゼン。自分なりのフィロソフィーをぶつける。自分をさらけ出して勝負に出た。

“僕たちはビジネスを通して何を達成したいのか?今日がそれを考えるきっかけになれば嬉しい。”

ビジネスの手段と目的は何か?
会社は誰のために? MBAは何のために? 僕たちはどこへ?

自分の思いをMBAの学友にぶつけ続ける。質問が飛び交う。

みんな真剣。 自分も真剣。 ミッキーの差し棒が途中で壊れた。 笑いがとれた。

嬉しい結果が待っていた。

22個も質問が来た。最後の質問で挙手した学生は、こう言ってくれた。

“みんな、ヤスに感謝を忘れていないか?” 大きな拍手が教室を包んだ。

右、左、正面。 ミュージカルでもないのに、深々と三方面に日本人らしくおじきをして応えた。

疲れ果てた。 “よくやった!”と堅い握手で、プレゼン者に自分を選んでくれた教授に褒めていただいた。 けど疲れ果てた。 
高尾山に登ったよりも疲れ果てた。 けど笑いはとれた。よくやった。
MBAに来てやっと初めて自分を褒めてもいいよね、と思える30分だった。

来る前、会社の大大先輩と約束したこと。
“国境や人種は関係なく、人類共通の一番大切なことがどこまでオックスフォードのMBAに通じるかぶつけてきなさい。幸せについて、想像と創造について、ビジネスについて、若者同士、共に深く考えてきなさい。”

約束は果たせたのか。少しだけホッとしてベットに横になったら、いつの間にか寝てしまっていた。
夢を見た。
会社の大大先輩の部屋に自分がいた。海のように深い笑顔でにっこりと、草原のように大きなハグをしてくれた。
嬉しかった。

時計をみた。もう朝の6時半だった。霧が立ち込めるまだ暗い外を眺めながら、起き上がった。
また新しい一日が始まろうとしている。

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2008.11.27 Thu l 未分類 l top
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