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自転車で通りを走っていたら偶然、騎馬隊に遭遇。ちゃんと信号待ちしています。
信号のところにいた子供たちはおおはしゃぎ。(自分もかなりワクワクですが笑)

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そういえばアメリカのディズニーランドでは本物の馬の馬車がメインストリートを優雅に歩いています。
コストや世話など多くのハードルはありますが、無垢の象徴である動物との触れ合いが、幸せな気持ちへ誘ってくれるのも事実です。

そういえばMBAでファイナンス等の勉強をしますが、自分自身にとって勉強をする理由は、このような判断の際に基本的な数字感覚はもちろんですが、ファイナンスの知識があるからといって感性の判断を除外しようとする人たちと遭遇した際、容易に変な納得をしたくないということもあります。

例えば、投資判断でNPVがマイナスだからといって、前提の数字次第でいくらでもなるわけです(飛びぬけて危ないときはさすがに×ですが)。その投資自体が感覚的にOKで定量のみならずカスタマーインサイトを突いていればGOだと思うのです。安易な知識は利益の絶対目的化という暴走を逆にサポートしてしまいます。加えて、この種の1判断が社内に与える、目には見えないシグナルの影響を勘案すべきだとも感じます。
芽を摘むのは簡単ですが、芽を出すのも芽を伸ばすのも、その背後にはめちゃくちゃな努力と情熱があることを忘れてはいけないと思います。判断者も真剣に、両者の間には健全な緊張関係と同時に他者を敬う心が求められていると思います。

それにしてもオックスフォードの伝統的な街並みを闊歩する騎馬隊は、日本の白バイのかっこよさとはまた異なる方向でかっこよすぎです
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2009.02.27 Fri l 未分類 l top
先日マートンカレッジのディナーに招待して頂きました。

マートンカレッジはオックスフォードの中にあるカレッジの中でも、ロイヤルファミリーが所属する伝統があるらしく、日本の皇太子さんもかつてこのカレッジで学んでいたそうです。昨年のMBA学生にはプリンセス・オブ・エジプトもいたそうで、同じオックスフォードの学生でも、全く住む世界が違うなぁと感じてしまいます。

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カレッジには裏庭があり、腰のあたりまでの高さに刈り込まれた庭園が迷路のようにありました。
まるでアリスの白いウサギが懐中時計を持って、せかせかと歩いているような雰囲気です。

また、面白かったのは、外観から見ると建物の窓の一部が封鎖されており、そこに窓の絵が書いてあるのです。
これは17世紀のイギリスで富裕層から税金を取るために導入された“窓税”対策とのことで、“お金持ちが住む大きな家にはたくさん窓がある。ならば窓の数に応じて課税しよう。”という政府の動きにマートンカレッジが対応した名残りだそうです。

ストーリーはイマジネーションをかきたて、人々を惹き付けます。
普段通り過ぎてしまうようなところにも、不思議なストーリーが隠されているかも知れません。
2009.02.26 Thu l 未分類 l top
オックスフォードのスターバックスで注文をしたけど、その品がなかったときにこれをくれたそうです。

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なんでも一杯、無料券。日本じゃみたことないんだけど、実は出し惜しみしてるだけで日本にもあるのかな。

こう書いてある。
“We apologise if your experience was anything but wonderful. We always want to know how we can make things better and invite you to share your thoughts with us whenever you like.”

Your experienceというのはさすがですね、your cup of coffeeじゃなくて、スタバが売っているのは経験ですと言っています。学生の頃に出会った“経験経済”という本は今でも自分の中で好きな本なのですが、経験経済から次は変身経済へと移行するのだというのが著者の主張です。
ビジネスにとっての変身経済とは何か。また自分のビジネスはどのステージに現在いるのかという斬り方もなかなか面白いのです。

どのサイズのどの種類でもOKと書いてあるので、少しスタバの店員さんと遊んでみようと思います。
2009.02.25 Wed l 未分類 l top
“携帯電話がタダの時代、ついに到来。”

イギリスではSKYPE携帯が人気を集めています。
SKYPEはインターネットを利用した無料電話、国際であろうが国内であろうが無料です。
それがパソコンではなく携帯電話で出来るので、色々な前提条件はあるものの、おおまかにいえば、“携帯電話はタダの時代”になっているわけです。

業界を守るための規制が多い日本の通信業界において、このSKYPE携帯を導入することが出来るのか少し見守りたいのですが、一方で自分が日本の携帯会社に勤務していた場合、この脅威をどのように活用していくべきか、戦略を早急に構築しないといけないなという想定で勝手にケーススタディーをしています。

崩れるとも思っていなかったビジネスモデルが易々と砂上の楼閣状態になる現在、成功していると見える組織こそ、勝手にケーススタディーを重ねて、勝って兜の緒を締める緊張感を育まないとならないと感じます。

通りに赤いイギリスらしい公衆電話がありました。携帯電話のように携帯も出来ないし、SKYPE携帯のように料金が無料なわけでもありません。けれど、何か愛くるしい存在感を感じるのです。
電子メールの時代の手書きの手紙のような、デパートの屋上にある子供用の乗り物のような感じ。あえて最先端を追求することなく、独自の色を出すことも戦略の一つかもしれません。

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2009.02.25 Wed l 未分類 l top
自分はMBAですが、オックスフォード大学の大学院ですので修士課程に在籍していることとなります。
ビジネススクールでは学部生と接触することはほぼ皆無ですが、カレッジは学部生・修士・博士の混合カレッジなので正式なディナーや各式典の際は彼/彼女たちと同席することになります。

面白いですが、学部生・修士・博士で、それぞれが着るガウンの長さが異なること。
学部生が一番短く腰のあたり、修士用は膝下くらい、博士は足元少し上くらいまでの長さがあります。

しかし、ガウンが短いからといって学部生たちを軽視することは出来ません。なんとここの大学は3年間で卒業、日本の4年制よりも1年早く卒業であり、入学も聞くところによると200人に1人の超狭き門だそうです。しかも出願できるのはイギリスのAレベルという試験で優秀な結果を収めた人だけですので、甘く見ていましたが実は恐ろしい人々の集団だったのです。カレッジにいる学部生は外見からはそんなに賢いのか見分けが付きませんが、人は見かけに拠らないと言うことなんですね(笑)。

ちなみにディズニー映画“ナルニア国物語”で主演の一人(長女役)を演じる女優が今、異なるカレッジで勉強しているようです。素晴らしい。

オックスフォード大学自体は3学期制をとっており、1学期目(10?12月)、2学期目(1?3月)、3学期目(4?6月)で区分され、さらに週で数えていきます。例えば今は2学期目のWeek6です。

日本の大学でよくみかける夏季在外研修というものは、この3学期目の終わりと1学期目の開始の間、学生たちが自分たちの家へ帰っている誰もいないカレッジを収入増加策の一貫として有効活用しようという発想のもので、オックスフォード大学の各カレッジが考案し、提携先と企画しているものです。(経済的にOKな日本が自然とその多くを占めています)

思い出せば、8?9月頃、街にはオックスフォードのパーカーを着た日本人学生のような集団をちらほら見かけました。このような若い頃にカレッジ生活を経験出来ることは大変恵まれていることだと思いますし、国際的な視野を培う上で今後も継続すべきプログラムだと思います。(親に感謝)

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2009.02.24 Tue l 未分類 l top
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とても暖かい週末となりました。家の目の前にあるユニバーシティーパークを散歩していると半年の間気づかなかった、公園内を縦断するテムズ川の源流であるチャーウェル川の存在に気づきました。
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橋を渡るとまだまだ先がありそうです。
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5分ほど歩くとなんと、馬がいるじゃないですか!
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乗馬用ではなさそうですが、とても優雅にゆったりと過ごしています。
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ロンドンまで1時間、街の中心部はなんでもあるオックスフォードですが、このような緑と自然がすぐそばにある(家の目の前の公園に馬がいる!)ということも特色のひとつかもしれません。世田谷の馬事公苑もいいけど車が多すぎるかな。
2009.02.23 Mon l 未分類 l top
オックスフォードを久しぶりにゆっくりと再訪することが出来ました。

そしてこの街に何百年もひっそりと潜む動物たちを発見!

猫のようなトカゲのような、何でしょうか。
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これはOXFORDのOXである牛に違いありません。
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ライオンの口から!
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ライオンの口から出ているのは配水管です(笑)。詳細にこだわる建築が長年残り続けるなんて地震の多い日本では稀少なことだと思います。他にも色々な人間の顔やガーゴイルたちの彫刻が、ドアの取っ手、柱の模様、壁の一部として散在しています。発見する喜びを残した製作者の意図と、現存する形で継承し続けてきた過去の統治者たちの粋な判断に感嘆します。
2009.02.23 Mon l 未分類 l top
わざわざオックスフォードまで来てくれるなんて本当に嬉しいことです。

久しぶりの再会でとても気持ちがワクワクします。

色々な話をしましたが、次に二人でこの街を歩くことが出来るのはいつになるかと思うと少し切ないです。

久しぶりに登ったセントメアリー教会からの眺めも最高でした。

小事に流されず、大志を頂いて頑張ろう。

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2009.02.22 Sun l 未分類 l top
今日の夜風は夏の香りがしました。

思えばもうイギリスに来てから半年が経ちました。来たときは日差しが高い夏でした。

生活にもだいぶ慣れました。友達もたくさん出来ました。色々な場所へ行き見聞を広げました。裏道や近道も使えるようになりました。学校のカフェや近所のレストランの人たちとも気軽に話し合える仲になりました。

“自分がハードルだと思っていることは実は自分が勝手にハードルとしているだけで、本当はハードルでも何でもない”ということに確信を持って気づくことが出来ました。

一方で自分が思っていた本質の部分に関しては、オックスフォードで多くの人々と触れ合うことで、ぶれることがない揺らがぬ信念に生まれ変わりました。そしてこの本質と照らし合わせることで、意思決定をしていくことが正しいことであり、自分にとっても清清しいことがであることを、自信を持って思えるようになりました。
どんなに社会的や会社内での地位や権力がある人の言葉でも、その人が目の奥で何を考えているのか、誰のためにそのような言葉を発しているのか、エゴ本位ではないか、本心を貫こうとしているか、、、というポジションから、自分自身で彼/彼女に迎合せずに考えるというごく自然のことを改めて認識しました。そうしていると、本質がない言葉を見抜けるようになってきました。

自分の軸を持ちながら、戦略・ファイナンス・会計(複式簿記から笑)・マーケティング・統計・組織行動・オペレーション・経済学をグローバル基準で考えながら学んでいます。

過去の人々が経験してきたことの凝縮である本をしっかりと時間をかけて咀嚼し、日本ではまだ翻訳されていない最新のフレームワークや、最近発表された論文記事から多くの企業事例を学びます。(ハーバードビジネススクールがケーススタディーのみでMBAを扱う理由もなんとなく理解できます)そして実際のグループワークやプロジェクトを通して、異なるバックグラウンドのクラスメイトと共に学習を現実にアプライしてみます。どうすればうまくチームと成果を達成できるのか、この企業であれば今後どう行動すべきか、情報が少ないなかでどう判断をすべきなのか、、、

朝起きてから夜寝るまで、自分の気持ち次第で毎日は同じ日々の繰り返しとは思えなくなるということをオックスフォードの街に教えてもらいました。自分を取り巻く環境は、自分の思いで変えられることを教えてもらいました。誰かとの比較ではなく自分で考えた上での決断、オックスフォードMBA。

まだ残り半年以上ありますが、意識的に自分に発破をかけて、よく壊れるけれど愛着ある自転車にまたがって、明日も大好きな仲間たちが集う場所へ向かおうと思います。こんな日々は戻りたくても戻れないと思うから。

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2009.02.17 Tue l 未分類 l top
BBCでのニュース。

“Japanese drunken minster(日本の酔っ払い大臣)”

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授業で日本企業がポジティブに紹介されているだけに、このようなニュースが出てくるのはよろしくないですね。(さすがにG8ではまずいし、こんな大臣、世界じゃ相手にされないような気がします。)
2009.02.16 Mon l 未分類 l top
会社の親しくさせてもらっている先輩から男の料理本を頂いてから、なんだか料理が身近になってきました。思い返せば、小学生の家庭科の授業で習ったお味噌汁の作り方を一人で家でやってみたり、高校生のときに1ヶ月だけホームステイしていたオーストラリアの家で、最後に家族へマッシュドポテトとステーキとスコーンを料理してみたりと、実は好きなのかもしれません。

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料理前、こんなイメージでと想像してひとつずつ料理をしていくわけですが、なかなか難しいです。
今日なんて、ニンニクを焦がし目にしてソースと共にステーキを焼いてみたのですが、一気に煙が出てなんと火災報知機が作動(笑)。すぐに収まったので良かったので大丈夫でしたが、よく部屋を見回すと確かにモクモクしていました。簡単にパパッと美味しく料理できるレベルまで、少しずつ時間があるときにでも継続してみます。

料理で思い出しましたが、うちの学校にも食堂があります。アメリカの高校のカフェテリアのような雰囲気ですが、メニューが毎日変わりますしそれなりの味付けで高くない値段なので、顧客満足度3くらいにはいいです。ただ、未だに料理の仕組みが掴めていません(笑)。このメインと副菜は一緒じゃダメとか、これはメインとメインの組み合わせだからダメとか、自分は試しに注文してみてから、何も言われなければOKみたいな感じで不安定なので、最近は全く行っていません。基本、オペレーションがなってません(イギリス全般的にそうですが)。先日、クラスメイトとも話したのですが、これはカルチャーの問題で片付けられるのかということ。

パブのキューラインの作り方からカレッジの事務対応の遅さまで、そこまで顧客から求められていないのかなとふと思うのです。(マーケのケースであったイギリスのシャワー業界プランパーの話同様、その仕組みは変えることが出来ないという前提にたって物事を考えているケース)
たしかに全てを日本のように行っていくと、簡易な表現ですが、みんな疲れちゃうんだとも感じます。特にこの街で暮らしていると、最近はもう18時にお店が全て閉まっていてもそれが健全だと思っているし、バスが遅れてもそれを見越して少し早めに出ることで対応出来るしと思うわけです。ゆとりは確実にこの国の根幹の一部だと思うし、物質的な欲望に支配されず目に見えない伝統や歴史を大切にするイギリスの風土に起因する部分もあるかなと思うのです。
2009.02.15 Sun l 未分類 l top
NPOとは何か。社会起業とは何か。なぜこんな区別があるのか。ということが最近わからなくて仕方ありません。

NPOはNonProfitOrganizationだから、利益目的ではない組織のこと。
でも世の中にたくさんある企業組織も目的は利益じゃなくて社会の発展とかそーゆーことになるし、NPOも利益がなければビジネスとして回らないと思うので手段として利益はNonじゃなくてYesなんじゃなかなと思うのです。
あと“社会起業”という言葉も、オックスフォードMBAの特徴で学校はPRフレーズで使っているけど、実はあまりしっくりきていません。(いやSocial アントレを前面に出すMBAは大好きですが。)同様、起業と社会起業に差があるならば、起業は何者なんだろうと思うのです。社会にとって不要な事業は起こせるものでも続くものでもないだろうし。

ということで自分のNPOを持っているアメリカ人の友達に聞いてみました。

自分:“率直になんで自分の組織をNPOにしたの?”

友達:“たしかにそう言われるとわからない。アメリカ政府に言ったらNPOに認定してきただけだし。”

自分:“えっ、そんな程度なの!?何か利点・不利点ってあるの?”

友達::“人件費は一定ラインを設けられている一方で、税金で恩恵を受けているよ。”

自分:“株式会社化することは考えないの?100万円得るのにとても苦労して本来の行為に注力出来ないよりは、良い目的ならビジネスの仕組みを通してうまくファイナンス考えて世の中に大きなインパクト与えられると思うんだけど。”

友達:“その通り。だからビジネススクールに来たんだ。”

ということでなんとなく意見は合うけれど、現状を理解するには至らない。

ちなみにWikipediaにはこう書いてある。
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ジョンズ・ホプキンス大学国際比較研究プロジェクトにおける定義
 1990年から行われたジョンズ・ホプキンス大学国際比較研究プロジェクトにおいては、国際比較を可能とするためにNPOを次の要件を満たすものと定義した。

(1)正式の組織(formal organisation)であること
(2)非政府組織であること(Nongovernmental)
(3)利益を配分しないこと(nonprofit-distributing)
(4)自己統治(self-governing)
(5)自発的であること(Voluntary)
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こんなこと考えていて歩いていたら、オックスフォードのお土産やさんでこんなステッカーを見つけた。

“Why Study? The more I study, the more I know. The more I know, the more I forget.
The more I forget, the less I know. So why study?”
(なんで勉強するんだい? より学べばより知るから。より知れば、より忘れる。より忘れれば、より知らなくなる。ではなんで勉強するんだい?)

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そんな質問にすぐ面白く切り返せないから、勉強しているんだと思います。
2009.02.14 Sat l 未分類 l top
イースターは4月ですが、スーパーではチョコレートのイースターエッグやイースターバニーが並び始めました。日本では習慣の一つに取り入れられてはいませんが、イギリスでは特に子供たちにとって楽しいイベントのようです。庭や家の中にイースターエッグを隠し、子供たちが探して遊びます。

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春のイベントとしてウサギのキャラクターをテーマに何か出来そうです。
2009.02.13 Fri l 未分類 l top
マーケティングのアドバンスクラスであるカスタマー・インサイト。

“アンケートで定量データ集めて、はいマーケ戦略”みたいな従来のものとは一線を画す定性的なものです。日本にも数年前から流行り始めているやつですが、基本的には大量のリサーチコストをかけないアプローチで行うもの。本講義の担当教授は文化人類学、社会心理学、民族学専攻でマーケティングにそのフィールドを持ってきたような人なので、カスタマーインサイトはうってつけかもしれません。

たしかにアンケートで聞かれても、本音は言わない(自分でも分かっていないので言えない)し、アンケートに本気で取り組んだことがあるかどうかは???です。資料上は説得力ある数字を作れるかもしれませんが、本当に的を得たマーケティングかといえば、たしかに疑問です。この種の形式的な調査でいくらのお金を払っているか、そう考えると本当にムダなコストはまだまだどの会社にもありそうです。

ということでこの授業、生徒に実践をやらせます。まずは観察。

街に出て店で買い物をする知らない人たちを最低1時間観察して行動を全て記載していきます。その後、なぜこのような行動をしたのか(本人も気づいていないのにしている行動が多々ある)、じっくりとインタビューをします。このインタビューも全て記載して、今度は解読作業に入ります。その際、社会的な背景や人種間での差異、文化的背景を織り交ぜながら行っていき、最後にインサイトを見つけ出すというプロセスです。

昔グループインタビューを行ったことがありましたが、これでは本音は出ないことが良く分かったので(インタビューする人がいなくなった途端、本音トークが始まったのです。よくある話です。)、新しい手法を試すのはとても楽しみです。
あと個人的に被験者が少ない定性的なこの手法に疑問がありましたが、標準偏差3つ以内なら95%の確率だというdecision scienceの前提を踏まえれば調査対象が少なくてもOKかなと納得しています。何はともあれ現場に行って観察すると色々なことが分かるというのは、たしか親父も言っていたので大事なんだと思います。視察万歳。

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2009.02.12 Thu l 未分類 l top
スタンフォード大学で行われた有名な実験Stanford Prison Experimentが今日授業で取り上げられました。これは会社の先輩に薦められた本の中にも出てくるものでチームリーディングを考える上でとても大切な示唆を与えてくれます。
人はなぜ足を引っ張りあうのか。

実験は24名の学生を囚人役と監視役の2組に分け、牢獄のセットをつくりそのなかでロールプレイをするだけという大変シンプルなものですが、開始36時間目で精神障害が1人に発生、その後6日目で5人が同様の症状に見舞われるという恐ろしい結果に至った実験です。
あまりにロールプレイに徹するため言われてもいないのに監視役が強行的な行動を囚人役の学生に行ったり、囚人役の学生は何も抵抗することなく受け入れ続けます。
これを実施したフィリップ教授いわく、“環境が人の行動を生み出す。環境変化を行い限り人間の中にある紙一重の善悪が恐ろしい人格を形成する。”とのこと。MBAの科目で再度これを学べたことはとても驚きました。ルシファー・エフェクト(悪魔の効果)。また、スペースシャトル、コロンビア号の惨事におけるチームの意思決定プロセスの事例も取り上げられました。

会社においてもインフラ(環境)という側面からチームを惨事から救うことが出来ると思います。評価制度や組織、本当に物理的なオフィスロケーション、オフィスの壁の有無、IT・経理システム、予算編成と予算管理、戦略、これらインフラを正しく機能させることで、みんなHAPPYなビジネスに繋がるかもしれません。

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2009.02.11 Wed l 未分類 l top
イギリスのTVはドキュメンタリーが多く、celebrity big brher(何人かのセレブブリティーを監視カメラだらけの大きな家に数週間住まわせ、最後まで残った人が勝ちというバラエティー性高いもの)やsecret millionare(実は大金持ちなんだけど一週間それを隠して社会問題に1従業員の立場から取り組み、最後に本当に必要な団体・個人に正体を明かし小切手で寄付を渡すもの)など多くあります。

最近観たもので印象的だったのは、これ。
Whittingstall さんという有名シェフがニワトリの扱われ方に疑問を提示し、TESCOという大手スーパーマーケットを相手に奮闘するドキュメンタリーです。

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彼が思うにチキンの値段が安すぎてその価格競争のために、ニワトリが生きることを楽しめていないということで、この写真のようにギュウギュウずめで育てられてたニワトリに尊厳はないのかというのがそもそもの疑問のようです。

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消費者のところで1ポンド多く払えればこのような状況を変えられるとして、TESCOの株を1株買って陳情書を書いたり100名の株主をかき集めTESCOに正式に提案をします。冷たいTESCOの広報担当と彼のやりとりは生々しく、TV局がドキュメンタリーで放送する際のTESCOブランドのインパクトが思い知られます。(その他の大手スーパーは彼の意見を取り入れ変更をしているため、実質TESCOのみが×という構図)

個人のメディアツールであるインターネットをマスメディアが取り上げれば、それは巨大な力となり、1企業の行動を変える原動力にさえなります。一方でもし自分がTESCO側にいたらどう対応すべきか。
知らなかったではもはや済まされない消費者を片目に、その意思決定も社会の行動を変える原動力になるということだと思います。ビジネスはこの社会にとてつもないインパクトを持っています。どうせなら良いインパクトを。
2009.02.10 Tue l 未分類 l top
“時間、お金、体力。この3つが全てあるとき幸せなのよ” と教えてくれた方がいらっしゃる。

お金はないけど体力はそこそこあるし、なんといっても時間を自己裁量で使用できるのが学生生活の特権です。

広大な公園のベンチで本を読んでもいい。伝統的な図書館に座り物事の本質についてとことん自問自答してもいい。自転車をこいで少し離れた田園風景を心に焼き付けてもいい。学部生多いカレッジの雰囲気に身を委ねてみてもいい。朝霧が立ち込めるオックスフォードから、月に優しく照らされる夜のオックスフォードまで、今までの人生でこんなにも継続的に深く考えることをしているのはないかもしれない。

そうするとこうなる。判断軸が太くなる。判断側面が多くなる。
迎合しないこと。10対1の1になっても胸を張って思いを伝えること。これは正しいことを正しくするうえで必要なことだと思う。でもその正しさは本当に正しいのか。世界基準で考えないと井の中の蛙になってしまうから、50カ国から集まるクラスメイトと800年の歴史のオックスフォードが適度な力具合で自分を方向修正してくれている気がする。

あるクラスメイトが言っていた。“私は確実に変化している。MBAに来る前にはありえなかった心身の境地。何も変わっていない昔の同僚とこないだ再会したとき、自分でも驚いたのだけれど、もう既に話が出来なくなってしまった。”
MBAってやはり経験そのもので、それは経験した人じゃないとわからない気持ちかもしれない。
アルファベット3文字で片付けられるただの学位では到底ないことだけは確かだ。
自分は変わっているのか。自分では正直あまりわからない(笑)

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2009.02.08 Sun l 未分類 l top
そうだ、その選択した選択肢の中で何かをつかんで走り抜けよう。

もう一方を選んでおけば今頃は、、、とかそんなこと、刻々と過ぎる時間は何も気にさえしてくれない。

どんなに振り返っても、確定した過去は変える事は出来ないのだから。

これからも何度となく分岐点にて選択をすることになると思う。

勇気をもって前に進もう。すべては自分の気持ちの持ち方で、良い方向へ変えられると信じながら。

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2009.02.08 Sun l 未分類 l top
“おっ!名前あった!よし!”

1学期目(Michaelmas Term)の成績が張り出されます。
ロッカールームの横の小さな掲示板に張られているので多くの学生が集まっています。

全6科目の1学期目でしたが、掲示板にずらりと並ぶクラスメイトの名前は、6科目パスした者/5科目パスした者/4科目パスした者、、、と容赦なく区分けされている発表の仕方です。

そして自分は、、、6科目無事に全部パスすることが出来ていました イエ?イ!!!

オックスフォードのテストは先生2人がダブルチェックで採点、その後さらに“試験学校”というオックスフォード大学の専門機関で調査を受けて正式に決定するため、12月中旬のテスト結果が2月初旬に発表されるタイムラグがあります。

ということで、いい結果をもらいました。ありがとうございます。
きっと来年の今頃、去年の自分を振り返れば、なんて贅沢な時間を過ごしていたんだと思うと思います。
課題やグループ内でのやり取りが尋常ではないほどあり大変ですが、後悔だけはしないよう、やることをしっかりやり、自分の枠組みから自分で出る努力を忘れないよう心がけたいと思います。
少し自分の背中を押せば、そこにはまだまだ好奇心を飛び越えて、自分の心地よいスペースに留まること以上に、未知の素晴らしい世界がすぐそこにあるのだから。

オックスフォードMBA、今期も頑張ります。

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2009.02.07 Sat l 未分類 l top
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2009.02.06 Fri l 未分類 l top
雪と闇夜は、全てのシーンを一気に異なる世界として色づけます。
夜は一面を黒い背景のキャンバスへ移動させ、雪は白い世界へ誘います。

朝起きると、そこには全く違う世界が突然現れていました。
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家の前の通りも白の世界でとても静かになっています。
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白きオックスフォードも大変趣きがあります。
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学校に着きました。
何人かのインドや南アメリカ出身のクラスメイトが外で人生初の雪体験をしています。とても嬉しそう。
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自然は全ての関心を一気に大きな視点へいざないます。こんな日は宿題とか身近な出来事は、もうどうでもよくなってしまいます(笑)。地震や台風などの自然の力を思い知る機会が日常的に多い日本は自然を敬う文化が根底にあるのかなと感じます。そんなに大雪ではないのにイギリスはこの日一日、混乱状態が続き、授業にくるはずだった人がこれなくなり代役の先生が登場したり、突然授業中真っ暗になる停電になってなぜかみんな拍手で大盛り上がりと、これはこれで面白い経験でした。
2009.02.05 Thu l 未分類 l top
オックスフォードの北部は閑静な住宅街です。少し散歩してみます。P1311106.jpg


またもや馬に乗った警官を発見。この時代ですら馬の警官制度を貫くイギリスって面白いです。
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うちのすぐ後ろにある学校で、ハリーポッターのハーマイオニー役の子が通っていたドラゴン・スクールというところです。(学費がとても高いらしい)たしかにお迎えの高級車が何台か並んでいました。
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うちに帰ってきました。この庭を囲んだコテージのようなカレッジの家には、施錠された門を通らないと入れないので、とても落ち着きます。
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こんな生活は日常か非日常か、難しいですね。
来年の部屋の契約をするか?というメールをカレッジから受け取って、この庭の景色がとっても愛おしくなりました。
2009.02.04 Wed l 未分類 l top
1.一人で仕事をするのが好きだ。(仕事をするときチームメイトがいないと×だ、ということがない。)
2.認められることにモチベーションを覚える。
3.誰かの指示に従うよりは、自分の裁量で自己成長を追求する。

素直に自己分析テストの回答をしたら、自分では認識していなかった意外な側面が出ました。一番驚いたのはチームワークよりも一人で仕事をしたいというところ。戦略の仕事が向いているそうです。

あとは2番のRecognition。クラスでみんな高いスコアかと思ったら自分より高いスコアが1人しかおらず本当に驚きました。先生いわく、このポイントが高いのはエンターテイメントやミュージカル産業の人だそうで、当たっています。(ちなみにもう一人はTVレポーターをやっていたそうです)
目立つのが好き、拍手されるのがモチベーションになる、その一方で適切に評価・賞賛されないと大きな不満要素となるらしい。。。たしかにそうかもしれません。

一方、あまりモチベーションにならない(重要視していない)要素は、

1.お金の追求&ストレスがない生活(つまり自分はお金とストレスはあまり気にしない)
2.構成されていること(全ての仕事の手順などがキッチリ、型となって指令されることを嫌う)
3.属すこと(チームや会社への属性はあまり重要ではない)

たしかにマニュアル仕事は向いていません。稟議書とか経費精算とかムリでした。研修のレジ打ちとかも最悪でした。

このようなテストは会社でやるときと今の自由な環境でやるときとは結果が異なると思います。つまり適材適所を目指すEffective Managerはいかにリアルなチームメンバーの姿を映し出せるかということもポイントな気がします。

自分がメンバーの立場なら、どうせならこの種のテスト結果をうまく使って、操ってもらって、気分良く仕事したいものです。

その他にも給与の与える心理的影響、モチベーション理論、内的外的動機付けなど、精神的なところを深く学ぶこのクラス、好きです。

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2009.02.03 Tue l 未分類 l top
学生時代ぶりの自転車通学です。

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オックスフォードの街は端から端でも(学校からうち)自転車なら15分。歩きでも十分快適な街ですが、学生はみんな自転車に乗っています。押しているとき以外は、基本的に車道を走るルールですので、始めはとてもスリリングで手信号で後ろの車に右左折を知らせます。

ときどきよく山中湖とかにある二人用の自転車とかも普通に見かけたりして、なんだかほんわかした雰囲気なのです。それにしてもこっちの学生はスピードが出る。自分なんかどんどん追い抜かれていきます(笑)
2009.02.02 Mon l 未分類 l top
“あなた双子?”

買い物の最後にレジのおばさんに急にこんなことを聞かれました。

“えっ?なんで?誰か似ている人みたんですか?”と聞き返すと、

“あなたが買っているもの、ほとんど2つずつだからよ、ハッハッハッ!” ということで。。。

とてもフレンドリーなイギリスの雰囲気を象徴する場面でした。
2つずつだったのは、2 for 1(1つ分の値段で2つ分)のものが多かったからかな。こんな会話ばっかりしているのでレジの効率はめちゃくちゃ良くないですが、会話もスーパー経験の一部だとすれば長いお付き合いをする上では大切な要素かもしれません。それにしてもおばちゃんの発想、ユニークでした。

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2009.02.01 Sun l 未分類 l top
10月末に提出してから約1ヵ月後の11月、突然こんなメールが届きます。
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I am delighted to inform you that the Admissions Committee has reviewed your application and would like to invite you for an interview.
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結局、スタンフォードとUCBを除く6校中4校からインタビューオファーを頂きました。(スタンフォードは学生の頃サマースクールに参加して愛着があっただけに大変残念でした)

LBSは恵比寿のビルの一室で、えっこんなところでMBAの面接やってるの?というような場所で驚きでした。週末の朝に面接の用意をしながらモスバーガーで時間をつぶしてから行きました。なんだか日能研の受験生みたいな気持ちでした(笑)。
UCLAはこれまた奇遇ながら恵比寿のあるホテルのカフェで卒業生と。大変素敵な方でUCLAのアルムナイネットワークに惹かれましたし、これはUCLAしかない!と思わさせて頂いた思い出深い面接でした。
オックスフォードは電話か現地ということで、コミュニケーションの8割は言語以外からというかすかに覚えていた記憶と、少しイギリスの空気を感じたいと思い現地に飛びました。
ケンブリッジも現地だったのですがオックスフォードから合格が出た後に面接オファーが来たため、もう一度イギリスに行くのもあれなので丁重にお断りをしました。(ケンブリッジのサマースクールに参加したときの時間が今の自分に影響しているので、ケンブリッジをdeclineするのは本当に贅沢な選択だと少し後ろめたいです)

各学校とのインタビューを終え、MBA受験でやることはやりきりました。
これでMBA受験を始める前の生活へ戻ります。もう電車で単語を覚えたり、週末に予備校に通ったり、エッセイを書き直したり、面接の想定問答を作ったり、、、“結果は全て自分の責任。誰も責めることは出来ない。”という当然のことから生じる多くのやるべきリストを一つずつこなしていかなくていいんです。
オックスフォードでのインタビューを終え、ケンブリッジで過ごした自分のフラットを訪れ、ロンドンを経由し、東京へのフライト前日は2001年に親友と宿泊したのと同じヒースロー近くのホテルに一人で滞在しました。またここに戻ってくるなんてことがあるんだとしみじみ感じました。

日本に帰ってきました。
インタビューの2週間後にメールがきました。

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On behalf of the MBA Admissions Committee, it is my pleasure to offer you admission to the MBA Program. You were selected from a large and exceptional group of applicants based on your impressive academic, career and personal accomplishments.
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全てが次のステージへ向かい始めた瞬間です。すぐに家族に電話をして知らせました。

その後他校からも合格を頂き、最後の最後まで悩んだのはオックスフォードかUCLAか?という選択肢。しかもUCLAからは$20,000のAnderson Fellowship Scholarというお年玉付きでの合格だけに社費が出ない自分にとってはありがたいの一言に尽きます。UCLAはファイナンス、戦略、そしてなんといってもエンターテイメントに強いMBAトップ10校だけになんともです。

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結局、色々な意思決定がある中で2007年が終わりを迎える年末に、オックスフォードに進学することに決めました。
2009.02.01 Sun l 未分類 l top
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